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奈良県生駒市高山の茶筅の歴史は古く、安土桃山と云われています
大和鷹山(高山)城主の二男・高山宗砌(たかやまそうさい)と茶人・村田珠光との出会いがあり、鷹山氏の没後、十六人の職方にその製造の秘伝が伝えられたそうです。徳川の時代にも茶筅の製造方は秘伝で、高山では幕府の御用を賜っておりました。高山宗砌の一族であった久保家は茶筅製造の技法を代々伝承し、現在に至ります
当代の久保良斎は25代目で、奈良県生駒市高山にて代々茶筅作りを家業とし、経済産業省認定・伝統工芸士に指定されています。
また、茶筅や柄杓の他にも、花入、茶杓、蓋置等の竹のお道具を制作している竹工芸のスペシャリストです |