山田窯の特徴 |
山田窯・千葉唐津の特徴は、【陶土】、【釉薬】、【焼成】です
【陶土】
作品の主となる陶土は唐津にて採取した粘土で、千葉の窯場にて数十年寝かせ使用しています。また、千葉の粘土や砂などを合せ千葉唐津ならではの土味ある作品です
【釉薬】
釉薬になる藁(わら)灰、木灰はできるだけ千葉の藁や木の灰を利用する様にいたしております。近隣の田畑の藁や山の木を窯で焚き灰を作り、その灰を用いて釉薬作りを行い、施釉する事で千葉唐津と呼ぶ独特の個性が生まれます。
【焼成】
山田窯一番のこだわりは100%の登り窯です。
素焼きの段階より登り窯を使用し、作品の全てがこの登り窯だけで焼成され、登り窯以外の作品はございません。
赤松の薪で焼成する作品は自然の力によって様々な色や形に変化し、それぞれに個性があり、同じ作品が無い事も面白みのひとつです。また、焼成のおり、土地より染み出る成分が器にまとい唐津には無い色が出るときもございます。そこで千葉の風土をも持ち合わせた陶として千葉唐津と呼んでおります。
※山田窯では、ガス・電気窯は所持せず使用いたしません
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