☆下記の点にご注意を下さい☆
普及品土風炉の特性として、本体は衝撃に弱く、塗りの皮膜は高温の熱に弱い性質です。
◇必要以上の炭をつがない
風炉の炭点前くらいの炭の量でご使用ください。
あまり多くの炭をつぎますと熱で合成漆塗面のひび割れが起ります。
◇あまり長く使用しない
稽古等で炭の継ぎ足しを重ねてご使用になりますと割れの原因になります。
※塗りなおし修理は?
ひび割れの起きた場合、廉価版の風炉の塗り直しは新しい風炉をお求めいただくより工賃がかかります。
塗装面のひび割れは、そのままお使いになられる事でよろしいと思います
※電熱器利用の場合
電熱器利用による割れの報告はありません。電熱器程度の反射熱では変化の心配は無い様です
手頃なお値段ゆえ稽古用に購入される方も多いと存じますが、特性を良くご理解の上、お使いいただきますようご案内申し上げます。
個人的には稽古使いで炭を利用される風炉は唐銅の方が安心と思います。
※裏千家さまの本来は土風炉を正式といたします。
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